プラトンおよびグラウコンの兄弟。対話における主要な聞き手であり、協力者。グラウコンの情熱的で過激な論理的攻撃に対し、均衡をもたらす役割を担い、社会、検閲、詩、市民の幸福、国家の守護者の生活、教育における芸術的形成、国家秩序の永続性といった極めて実践的・制度的な問題を扱う。ソクラテスが詩人を追放したり共同結婚制度を導入したりすることに対し批判的な警告を投げかけることで、テキスト内に道徳と文学の法を確立させる。
グラウコンと同様、名門の家柄に育った賢明なアテナイ市民。都市の吟遊詩人や宗教的な語り部がいかにして大衆を操作しているかを注視して育った。
冷静沈着で観察眼に優れたギリシアのエリートの面影。兄(グラウコン)に比べて、年齢や知的な成熟度において重厚さを感じさせる。
Glaukon
同じ血を引き、思想において同じ枠組みの実践的な側面を擁護する兄弟。
Sokrates
その道徳的洞察力を敬愛しつつも、異論や疑念を巧みに投げかける師。